生ごみバイオガス発電センター 全体フロー

設備説明

受入室・受入ホッパ

収集車で集めた生ごみを受入貯留装置へ投入します。

不適物除去装置

破砕した生ごみから、ポリ袋や紙おむつなどの発酵不適物を選り分けます。選り分けた不適物は、隣接する寿クリーンセンターに送り、焼却処分します。

脱臭設備

施設内で発生した臭気を集め、高濃度な臭気は薬品で洗浄し、さらに活性炭で吸着処理します。

発酵槽

発酵槽内は、微生物が働きやすいように約40℃に保ち、大量のバイオガス(メタンガス)を発生させます。上部には撹拌ミキサーが付いています。

ガスホルダ―

発生したバイオガスは、脱硫装置で硫化水素を除去した後、一旦このガスホルダーに蓄え、発電用のガスエンジンや乾燥機の燃料として使います。バイオガス発生量8,900Nm3/日。

ガスエンジン発電機

発電システムは、ガスエンジンと発電機で構成し、バイオガスを燃焼させてガスエンジンを動かし、その力で発電機を回して、発電します。発電機は560kWで、発電量は12,300kWh/日。

脱水機

発酵分解されない残りかす(発酵残渣)は、脱水機で水分を取り除きます。

乾燥機

脱水機にかけた残りかすをさらに乾燥させ、有効活用します。発生量は最大4t/日。